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20
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3
307
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345
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みとおし
予測。見込み。.
世界経済見通し
ja
大言壮語
自らの能力以上の大きなことを言うこと。大袈裟な言葉。.
その時、人々は自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、高慢な者、神をそしる者、親に逆らう者、恩を知らぬ者、神聖を汚す者、無情な者、融和しない者、そしる者、無節制な者、粗暴な者、善を好まない者、裏切り者、乱暴者、高言をする者、神よりも快楽を愛する者、信心深い様子をしながらその実を捨てる者となるであろう。こうした人々を避けなさい。(「テモテへの第二の手紙 第3章」『口語訳聖書』)〔1954年〕
ja
啓蒙
(他動詞) 〔正しい考え方や知識を〕人々に教えて広める。.
1968年、村上孝太郎、第58回国会参議院
ja
いやがらせ
相手が嫌だと感じる行為や発言を意図的にすること。または、そのような言動の内容。.
1941年、太宰治「新ハムレット」
ja
複雑
(自動詞) 容易に理解や説明、処理、解決ができないほど、事情が絡み合う。.
「だんだん複雑してくるね。」「何が?」「何がって……おたかの周囲がさ。」(豊島与志雄「球突場の一隅」)〔1916年〕
ja
こと
詠嘆を表す。.
まあ実に呆れたことだ。
ja
やぶる
(他動詞)薄いものを部分的にまたは完全に分断する。.
あわびの腸の中にはドロドロしたものがあって、それを薄い膜が包んでいる。これを破ると中の青白いドロドロのものが出るから、破らないように注意しなければならない。(北大路魯山人「鮑の水貝」)〔1934年〕
ja
廃する
(他動詞) 廃止する。.
1935年、寺田寅彦「新年雑俎」
ja
簡略
繁雑なことがなく、簡単な様。.
1915年、夏目漱石「道草」
ja
敵する
(自動詞, 文章語) 匹敵する。.
1938年、與謝野晶子訳、紫式部「源氏物語」
ja
潮する
(他動詞) 〔色合いなどを〕表面に現す。(主に「紅を潮する」の形で用い)興奮や羞恥で顔を赤らめる。紅潮する。.
1922~26年、国枝史郎「蔦葛木曽棧」
ja
定式化
(他動詞) 決(き)まった方式に当て嵌める。.
わが岡山にあるミシガン大学の日本研究班を視察した人々も、機械化され組織化された調査方法に感心させられておる。人数はきわめて少なく、また担当者が時々交代するにかかわらず、調査の型と作業とは定式化され機械化されているので、調査の成果が規則的に集積されてゆくのに感心しているのである。
ja
余裕
精神的にゆったりとして焦らないこと。気楽でのんびりしていること。.
少し、蒼白めた顔をして、上背のある荒木が、長い、厚い刀を構えていた。半兵衛より、ずっと高くて、がっしりしていた。羽織もなく、鎖鉢巻をして、十分に、軽い身なりであった。そして、その脣に、微かな余裕の笑をみせ、その呼吸は落ちつき、その構えは十分に、その足は正確に――、(略)(直木三十五『寛永武道鑑』)
ja
令する
(他動詞) いいつける。命令する。.
万治三年(一六六〇)は正月から大火があって、湯島から小網町まで焼き払い、二月は人心不安のため将軍日光社参延引を令し、六月には大坂に雷震、火薬庫が爆発し、とうとう江戸町家の二階で紙燭、油火、蝋燭を禁じたのです。
ja
つきまとう
対象となるものの意思と無関係に、何かがいつも離れないでいる。.
奇怪な念想は絶えず彼につきまとっていた。(原民喜『苦しく美しき夏』)
ja
わりきる
単純かつ明確に考える。実利のみを求め余計なことは考えない。.
割り切ったおつきあい
ja
とどく
気持ちや思いが相手に伝わる。また、願い事などが叶う。.
神への祈りが届いた。
ja
簡易
た易く、簡単な様子。.
数軒の簡易な旅館がある。(豊島与志雄『高千穂に思う』)
ja
相当
釣合うこと。ふさわしいこと。相応であること。しかるべきこと。それなりであること。.
やはり創作と同じやうに、鑑賞の上にもそれ相当の訓練を受けることが必要であります。 (芥川龍之介『文芸鑑賞講座』)
ja
やぶる
(他動詞)守るべきことに反する。.
待とう。あの人がすっかり話すのを待とう。約束を破るような人ではないのだ。(豊島与志雄「自由人」)〔1948?1949年〕
ja
席巻
蓆を巻くように、土地を片端から攻め取る。転じて、勢力範囲を急速に拡大させる。.
希世の英雄ナポレオン第一世は欧州全土を席巻したり。(陸羯南『近時政論考』)
ja
還元
本来は社会や特定の団体、個人などに帰属するものと考え、元に返すという意識を持って広く提供、共有すること。.
消費税還元セール
ja
三、四
三か四くらい。通常、助数詞を伴う。一語であり三四とも書くが、三十四と区別するため読点を入れた表記。四の読み方は助数詞に従うので、通常はよんと読む。.
三、四人(さんよにん)。
ja
三役
会社などの、3つの重要な役職。.
党三役
ja
定式化
(他動詞) 論理が一貫するような厳密な言葉遣いで表現する。.
2013年、田村憲久、第183回国会衆議院
ja
楽天
人生は天から与えられた境遇としてくよくよしないで明るい見通しや考えを持つこと。.
さつそく店まで出かけて、米を買ひ醤油を買ひ焼酎を買ひ、煙草を買つた、そしてすつかり楽天老人となつた、ノンキナ ヲヂサン バンザイ! (其中日記『種田山頭火』)〔1933年〕
ja
悲鳴
(比喩的に) 大いに困惑すること。苦情が出ること。.
人手不足で業界全体から悲鳴が上がっている。
ja
地味
(ちみ、ぢみ)土地の性質。土壌の良(よ)し悪(あ)し、肥(こ)え具合。土地の生産力、とれる作物。.
御岳山の地味は杉によろしく、見ても胸の透(す)く数十丈の杉の木が麓から頂まで……
ja
模様
そうなりそうな様子。そうであると推測される状況。.
そうして虎間先生を奏任待遇にすることと昇給させる事を条件として、校長先生の過ちを許して上げると言う事で、お話が折合った模様で御座いました。(夢野久作『少女地獄』1936年)
ja
おとなげ
大人らしい分別や冷静を持った言動。形容詞「ない」を直結して「おとなげない」の形でも多用される。.
1950年、坂口安吾「街はふるさと」
ja
必要なもののみを残しその他を省いて短くされた単語や文章。.
1916年、森鴎外「渋江抽斎」
ja
カオス
混沌。無秩序でぐちゃぐちゃな状態。.
2016年、中西哲、第192回国会参議院
ja
律する
(他動詞) 統制する。管理する。制御する。.
1941年、石原莞爾「戦争史大観」
ja
動じる
(自動詞) 動揺する。心が揺れ動く。.
2021年、奥増夫訳、フレッド・M・ホワイト「ギルレイ」
ja
縁起
象(しるし)。兆(きざし)。兆候。.
「今日は、芽出度い結婚式だ。縁起の悪いことは云わぬがいい。」(横光利一『七階の運動』)
ja
難波煮
魚や鶏、野菜などを、5センチほどのぶつ切りのネギとともに醤油などで煮たもの。.
お菜(さい)は一六が葱(ねぎ)と薩摩芋の難波煮(なんばに)、五十が豆腐汁(とうふじる)、三八が蜆汁(しじみじる)と云うようになって居て、今日は何か出ると云うことは極(きま)って居る。(福澤諭吉『福翁自伝』)〔1898年〕
ja
ハリネズミ目
(《分類学》 哺乳綱(wp)獣亜綱(wp)真獣亜綱(wp)ローデシア獣下目(wp)の下位に分類される哺乳類の1目(一タクソン、一分類群(wp))。.
学名:ordo Erinaceomorpha。英語名:order Erinaceomorpha。標準和名(wp):ハリネズミ目。旧標準和名:真無盲腸目。一般表現:真無盲腸類。
ja
同じる
(自動詞) 同意する。.
1951年、岸田國士「遺憾の弁 ――芥川賞(第二十四回)選後評――」
ja
持する
(他動詞, 文章語) 守る。維持する。.
1920年、喜田貞吉「俗法師考」
ja
禁じる
(他動詞) (「禁じ得ない」などの形で)何かの気持ちや思い、またはそれらから起こる行動をおしとどめる。.
更に、我洋画壇の巨擘安井曽太郎画伯が親しく装幀の労を執られ、巧みに『広辞苑』の書格を表現せられたことに対し、編者として深い感銘を禁じ難い。
ja
しょっちゅう
物事が短い間隔または高頻度で繰り返し起こるさま。「いつも」「つねに」と「しばしば」「たびたび」の中間程度の頻度。.
いつもものうそうにして、しょっちゅう遅刻したり休んだりした。礼奴さんには女学校でやっているようなことは、つまらなくてやり切れないのらしかった。(久生十蘭「キャラコさん」)〔1939年〕
ja
草する
(他動詞) 書き起こす。.
昨年彼新聞が六千号を刊するに至ったとき、主筆が我文を請われて、予は交誼上これに応ぜねばならぬことになったので、乃ち我をして九州の富人たらしめばという一篇を草して贈った。
ja
侍する
(自動詞, 文章語) 身近に居て仕える。付き従って奉仕する。.
古今の大哲人ソクラテスが、毒杯を仰いで、従容死に就かんとした時、多数の友人門弟らは、絶えずその側に侍して、師の臨終を悲しみながらも、またその人格の偉大なるに驚嘆していた。
ja
はなし
内容、ことがら、事実、すじみち。.
ひどい話があったもんだ。
ja
物事の起こるきっかけ。物事を行うのによい時機。機会。.
1946年、織田作之助「土曜夫人」
ja
恵沢
(文章語) めぐみ。日本の法律では、基本理念を示す条文などで用いられる。.
自然環境を保全することが特に必要な区域等の生物の多様性の確保その他の自然環境の適正な保全を総合的に推進することにより、広く国民が自然環境の恵沢 を享受するとともに、将来の国民にこれを継承できるようにし、(自然環境保全法第1条)
ja
罷業
(古風)ストライキ、スト。.
――午前三時四〇分。総罷業決行の時間を、四〇分も過ぎている。この時間には、港湾中、一切の沖積荷役を停止して、引きあげる約束になっているのであった。(火野葦平『花と龍』)〔1953年〕[1
ja
擯斥
退けること。除け者にすること。排斥すること。.
かくして、恐るべき呪(のろい)の女は、用意の毒薬を服し、線路に横(よこた)わって、名誉の絶頂から擯斥(ひんせき)の谷底に追い落され、獄裡(ごくり)に呻吟(しんぎん)するであろう所の夫の幻想に、物凄い微笑を浮べながら、急行列車の轍にかかるのを待ったのである。――江戸川乱歩 (テンプレート:Citation/showdateError). “図書カード:一枚の切符”. 青空文庫. テンプレート:Citation/showdateError
ja
金玉
黄金と宝玉。.
儒には、金玉を宝とせず、忠信以て宝と為す有り。
ja
験する
(他動詞, 文章語) 検査する。試験する。しらべる。たしかめる。.
1908年、寺田寅彦「話の種」
ja
一朶
ひとかたまり。特に花のひと枝や一輪の花を指す。.
一朶の薔薇の花を愛する唯の紅毛の女人である。 (芥川龍之介、商賈聖母
ja
のさのさ
(生物の)動作が鈍重なさま。鈍(のろ)いさま。.
類義語: のさりのさり, のそっと, のそのそ, のそり, のそりのそり, のっそのっそ, のっそり
ja
遭遇
偶然出会う。.
ここで私たちは誠に興味深い現象に遭遇した。(宮本百合子『今日の文学の鳥瞰図』)
ja
ひろう
タクシーなどの街中を巡回する公共交通機関の車を、捕まえて乗る。.
二人は辻馬車をひろって、オレアンダへ出掛けた。(アントン・チェーホフ『犬を連れた奥さん』)〔神西清訳1940年〕
ja
感じ
感触。印象。.
感じがいい。感じが悪い。
ja
脱する
(自動詞) 逃げる。抜け出る。.
1926年、岸田國士「俳優教育について」
ja
こと
形容詞などに付いて、性状をあらわす体言を作る。.
楽しいこと。静かなこと。確実なこと。当然のこと。
ja
期する
(他動詞) 成し遂げようと心に決める。心がける。.
いずれにしても、新聞をけさ読みながら、答申をいただけば答申尊重ということを国会でもたびたびしゃべっておりますし、また私も言行一致のほうでございますから、これはいただきましたらひとつ十分検討して、なるべく国会でおしかりを受けないようにしなければいかぬということを心に期したわけでございます。
ja
リスト
目録。名簿。一覧表。.
1920年、宮本百合子「最近悦ばれているものから」
ja
命じる
(他動詞) 何かの品物を用意させる。飲食物を注文する。.
1928年、岸田國士「世界覗眼鏡」
ja
資格
職業に従事するのに必要とされる公的な要件。また、一定の能力があることを認める公的な証明。試験合格や一定期間の実務経験などによって認定されることが多い。.
彼は弁護士の資格を持っている。
ja
水火
洪水と火災。また、勢いの激(はげ)しいことの喩え。.
衆の怒りは水火の如くして、救ふべからず。
ja
ライセンス
なんらかの行為について、法律などによって本来は行う権利を持たないあるいは制限されている者へ出される許可。とくに、正式な契約や手続きによって与えられるものを指す。国が発行する自動車の運転免許、個人や法人が有する特許の利用許可など。.
1950年、淺岡信夫、第7回国会参議院
ja
スマホ
「スマートフォン」の略。.
2011年、川端達夫、第179回国会衆議院
ja
くるとし
新(あたら)しくやってくる年(とし)。.
来る年を祝福して、よかれあしかれ是好年として積極的に迎える心持になりました。(宮本百合子『宮本百合子』)〔1940年〕
ja
啓蒙
(他動詞) 〔正しい考え方や知識を〕人々に教えて広める。.
日本プロレタリア文化連盟は文化活動を通じて常に正々堂々と日本の勤労大衆が現在経験しつつある政治的経験の深刻な階級的意味を啓蒙し、専制と恐慌、帝国主義戦争の重圧からの抜道はプロレタリアにとって何処にあるかということを明らかにして来ている。
ja
活用
(文法) 動詞などが文中において、相・態・時制・人称・数等や接辞に応じて語形を変化させること。また、その変化の仕方。.
1948年、木村荘八「ハイカラ考」
ja
迷言
名言や格言のように世の中や人生の真理を簡潔に言い表す体裁を取っているが、内容が変であったり可笑しかったりする言葉。.
1940年、柏熊達生「伊太利案内」
ja
(分類学) (ゾク) リンネ式階層分類体系(w:en. リンネ(wp)式階層分類体系)の生物学的生物分類(wp)における基本的階級の一つ。正確には、かかる階級の学名(ラテン語形の斜体表記が国際規約) "genus " に対応する和名(英語では "genus" 〈規約なし〉)。.
(例文2 :現存するヒト亜科(wp)は、ホモ・サピエンス(wp)の1属1種のみで構成されている。
ja
栽培
(農業, 食べたり眺めたり何かを作るもとにするためなどに) 植物やキノコなどを植えて育てること。(広くは言わゆる「つくる漁業」において魚を育てる事をも指すことがある。例:「栽培漁業」).
栽培養殖復旧専門官は、栽培漁業及び養殖業の用に供する施設に関する災害復旧事業及びこれらの漁業の経営の再建に関する専門の事項についての企画、連絡調整及び指導に関する事務を行う。(「農林水産省組織規則〔平成十三年一月六日農林水産省令第一号〕第542条第5項)
ja
慇懃
丁寧で懇ろなこと。心がこもっていて礼儀正しいこと。.
慇懃に挨拶を述べる
ja
ほど
ある限度に達する、あるいは達しそうになることを驚きをもって示す。くらい。.
外は倒れそうなほど暑い。
ja
ゆきだるま
(雪, 冬の季語) だるま状の雪像。積もった雪の上を転がして大きくした雪玉を大小重ね、炭団(たどん)を用いて顔を、枝を刺して腕をそれぞれ作り、バケツを帽子として重ねるものが日本においては一般的。欧米では一般に雪玉を3つ重ねる。.
雪だるまのように、漁夫達のかたまりがコブをつけて、大きくなって行った。(小林多喜二 『蟹工船』)
ja
かざむき
情勢。形勢。.
ところが、その策士陽虎が結局己の策に倒れて失脚してから、急にこの国の政界の風向きが変った。思いがけなく孔子が中都の宰として用いられることになる。
ja
産する
(他動詞, 文章語) 〔物品を〕産出する。.
1943年、柳宗悦「手仕事の日本」
ja
水光
水の光。水面に反射する光。.
白露江に横たはり、水光天に接す
ja
すべて
他を圧するほど重要な意味を持つもの。それ単独であらゆる事情を説明するもの。.
その証拠映像がすべてだろう。
ja
切歯扼腕
怒りや悔しさのために歯ぎしりをしたり、(興奮して震える)手首を押さえたりして非常に悔しがる様子。.
東寧辺りでは、街路上で、邦人が、満人から鞭(むちう)たれるのを目撃し、チチハルでは、日本人の娘子群が、満人から極端に侮辱されているのを視るなど、まことに切歯扼腕せざるを得なかった。――河本大作 (テンプレート:Citation/showdateError). “図書カード:私が張作霖を殺した”. 青空文庫. テンプレート:Citation/showdateError
ja
承認
事柄が正当、妥当だと認めること。是認。.
主として公的な内容を認める場合に用いられる。
ja
いまにも
係る用言の内容はまだ起きていないが、次の瞬間あるいはとても短い時間の内に起こすような様相を主語が示していることを表す。.
そのとき、やぶの方から垣根をくぐって、黒い一筋の糸のように、なにか走ってきたので、その方を見ると、大きなへびが、一ぴきのかえるを追いかけているのです。かえるは、いまにもへびに捕らえられようとしました。
ja
試験片
(材料科学, 工学) 材料の性質を試験するために、特別に造られたり実機から切り出したりして用意される、比較的小さな形をしたその材料の物体。試片。.
2013年、植松敬三「粉体工学を基としたセラミックス製造科学の基盤構築」
ja
寛恕
過ちなどを咎め立てしないで許すこと。.
只管(ひたすら)御寛恕御承引のほどお願い申上げます。(例文1・2ともに、太宰治(wp) 『虚構の春[1]』)〔1975年〕
ja
くわえる
度合いを増やす、もっと悪く、あるいは良くする。.
年齢を加えるに従ってますます偏屈になる。
ja
くわえる
度合いを増やす、もっと悪く、あるいは良くする。.
状況は混乱の度を加えた。
ja
処する
(他動詞, 文章語) (主に「身を処する」「事を処する」という言い回しで)うまく取り扱う。.
「大丈夫の覚悟を申しておるのじゃ。国運を背負うて立つ者が、国難に当って事を処するには第一に果断、第二にも果断、終始果断を以て貫きたいものじゃ。命は惜しみたくないものよ喃」
ja
産する
(他動詞, 文章語) 〔物品を〕産出する。.
[…]メキシコの響尾蛇の頭に両羽あり、またその地に竜を産し、鷲の頭、蜥蜴の身、蝙蝠の翹で、ただ二大脚あり。大きさ羊のごとく、姿怖ろしけれど害を為さぬとあった。
ja
有する
(他動詞, 文章語) 持つ。持っている。.
1922年、小川未明「小さな草と太陽」
ja
おなじ
(「なら」「のであれば」「のだったら」などを伴って)類似した複数の行為や様態について、その中で最も好ましい特定の一つを選択するのが得策であるというニュアンス。どうせ、何にせよ。おなじく、おなじように。.
この場合、「おなじ」は「旅行」にかかっているのではなく、「なら」と呼応している。
ja
道理
当然であること。容易に納得できること。なるほどと思えること。.
繁昌らぬのも道理だ。家伝薬だというわけではなし、名前が通っているというわけでもなし、正直なところ効くか効かぬかわからぬような素人手製の丸薬を、裏長屋同然の場所で売っていて誰が買いに来るものか。(織田作之助『勧善懲悪』)
ja
機械加工
(機械工学, 製造業) 切削、研削、研磨などのように材料を削り取って形状を作る加工。「機械加工」といえば一般的にはこちらの語義を指す。.
2016年、経済産業省「2016年版ものづくり白書」
ja
絶する
(他動詞, 文章語) 絶つ。無くす。.
1909年、内田魯庵「二葉亭四迷の一生」
ja
なじみ
馴染むこと。知っていること。馴染んだもの。.
その顔には馴染みがあった。
ja
反する
(自動詞) (「~に反する」の形で)~と反対である。~と対照的である。~と逆である。.
1949年、宮本百合子「河上氏に答える」
ja
議する
(他動詞, 文章語) (「~を議する」の形で)~について話し合う。~について論議する。.
蒼白の額に、深い縦じわをきざんで、暗く沈んだ声なのは、よほどの重大事を議しているらしい。
ja
ある
ある特別な事柄が起こる。.
二度あることは三度ある。
ja
浴する
(自動詞, 文章語) (「~に浴する」の形で)~を自分の便益として受け取る。~を享受する。.
覧は文化九年、福井市内屈指の紙商、井手正玄の長男として生れたが、父祖の余沢に浴することをせず、豊かな家産と名跡、家業を悉く異母弟に譲つて、郷里を離れた山里や町はづれに、さゝやかな藁家を構へ、学究歌道に専念した。
ja
用例
用いられた例、用いる例。特に語句や言語表現についていう。.
(…)基本法の中で「可能な限り」という言葉を使っている用例でございますけれども、たった三つしかございません。 (小西洋之、 第180回国会 予算委員会 第8号)〔2012年〕
ja
不備
備えが不足していること。十分に整わないこと。.
まして、新語、新釈語、新外来語、新術語等々の増加に対しても、時運に応ずる適当な処置をとる必要を痛感したと同時に、旧版の分における不備や欠点などを補修してゆくべき義務をもこのさい果すに努める時機が到来したことを省慮したのであった。――新村出 (テンプレート:Citation/showdateError). “図書カード:『言林』改訂版の序”. 青空文庫. テンプレート:Citation/showdateError
ja
ふざける
非難や罵倒の言葉として用いることがある。.
また増税か。ふざけた政府だな。
ja
朝寝坊
朝寝過ごすこと。朝に寝坊すること。.
「朝食九時までだろう? 起きられるかな。僕、朝寝坊だから……」――織田作之助 (テンプレート:Citation/showdateError). “図書カード:夜の構図”. 青空文庫. テンプレート:Citation/showdateError
ja